【ワインの名産地】秋に飲みたい銘柄をご紹介!《イタリア編》
イタリアはワインの名産地がたくさんあり、品種が非常に多くさまざまな種類のワインを造っています。
イタリアのワインの歴史は非常に古く、ぶどうの栽培面積が世界第4位になります。
食欲の秋に飲みたいイタリアワインの銘柄を紹介します。
バローロは王様と言われるぐらい有名銘柄になります。
イタリアのピエモンテ州で造られていて、最低熟成期間が36ヶ月の長期熟成型の風味が深い赤ワインです。
長い時間をかけて丹精込めて熟成させているので、葉巻やチョコレートのような重厚感がある香りで、スパイシーな風味がするので食欲の秋にぴったりです。
バローロは認定機関のDOCGによって定められていて機関が定めた生産区域内でのみ造ることができます。
バローロは産地ごとに味わいが違ってくるといった特徴があり、繊細味わいが好む方は熟成期間が短いカスティリオーネファレット産がおすすめになります。
バルバレスコもイタリアを代表する銘柄になります。
バルバレスコは、ピエモンテ州にあるバルバレスコ村周辺で造られています。
バローロが王様ならバルバレスコは女王様と呼ばれていて、エレガントな味わいや香りが特徴になります。
バレスコは、厳しい寒さの中で造られたネッビオーロという品種のぶどうを使用して造られていて、タンニンが強く長期熟成型です。
バルバレスコもバローロと同じDOCGの認定をうけています。
熟成期間は26ヶ月になり渋みや酸味が柔らかく口当たりが良い味わいになります。
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラも有名な銘柄になり、干しぶどうから造られています。
アパッシメントというぶどうを3ヶ月から6ヶ月陰干しをしてから造る独特な製法になります。
アマローネは、ヴァルポリチェッラ地方で造られていて長い間陰干ししたぶどうを使うので非常に糖度が高く濃厚な味わいです。
糖度を上げて造られるので、アルコール度数は14度以上と高めになります。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはバローロやバルバレスコと並び3大ワインと言われるほどの有名な銘柄になり、トスカーナ州モンタルチーノ地区で造られています。
サンジョヴェーゼの変異種ブルネッロを使用した力強い味わいが特徴になります。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを名乗るのは、100パーセントブルネッロを使用しなければならないと定められています。
最低でも4年の熟成期間が必要になってくるので、渋みが強い風味になっています。